アクサダイレクトのペット保険は良い?口コミの評判で満足度を調査!
インターネット保険の大手として有名案アクサダイレクトですが、実は、犬・猫用のペット保険も提供しています。
補償内容は充実しているのか、請求しやすいのか等を、飼い主の口コミ評判と併せてまとめました。
アクサダイレクトのペット保険に入るメリットは?
シンプルな保険の構成で分かりやすい

アクサダイレクトが提供しているペット保険は1種類のみとなっており、補償やサービスの内容が明確です。
分かりづらさを感じない保険商品なので、加入の際にも検討しやすく、他社との比較も行いやすい点は魅力と言えます。
初めてペット保険に加入する方、結局どの保険を選べば良いのか分からない方も、安心して申し込めます。
全国どこの動物病院でも利用できる

ペットが動物病院を受診し、保険金の請求が必要になっても、アクサダイレクトは全国どの病院を利用しても問題なく請求が可能です。
これまでに利用してきた動物病院がどこであっても保険が使えるため、すでにペットを飼っている人も安心して申し込めます。
ただし、窓口での清算に対応していないという事でもありますので、「受診当日に保険を適用してほしい」という方には向いていません。
支払回数・1回当たりの金額に制限なし

アクサダイレクトのペット保険は、支払い上限額が決められていますが、その範囲内であれば回数無制限で請求が可能です。
また、1回あたりの支払金額にも制限がついていないため、診察だけの少額な通院から大きな手術・長期入院まで、いつでも気軽に利用することができます。
経済的な負担を心配することなく、少し気になる事がある程度でも躊躇することなく受診できるため、ペットの健康を守る事にもつながります。
更新率は驚異の約9割

ペット保険としてはまだ馴染みの少ない方も多いアクサダイレクトですが、実は、加入している飼い主さんたちからは良い評判が多く聞かれています。
アクサダイレクトの独自調査によると、保険を利用した顧客のうち約90%が次年度も更新している事が分かりました。
実際に保険金を請求してみてからも、継続して使いたいという思いになったという事は、満足度を図るうえで重要な評価点だと言えるでしょう。
インターネット申し込みなら初年度3,000円OFF

アクサダイレクトといえばインターネット保険の大手企業ですが、ペット保険の加入申し込みもウェブから行うのがお得です。
初めて申し込みを行う犬・猫であれば、初年度の保険料が総額3,000円分割引となります。
インターネット申し込みはいくつか条件があり、特に半年以内に予防目的以外で受診していると利用できませんので、この点は注意しましょう。
ペット保険の補償内容を徹底チェック!
通院・入院・手術すべてに対応

アクサダイレクトのペット保険は、日ごろの通院から入院・手術まで全体をカバーできる商品です。
病気または怪我による受診であれば、ほとんどのケースで保険金請求が行えるため、経済的な負担が大きく軽減されます。
しかも、病気は補償開始日から30日間(ガンのみ120日間)の待期期間がありますが、怪我の場合は保険の待期期間が設けられていません。
万が一、補償開始となった当日や翌日に骨折や脱臼、切り傷などが生じてしまっても、保険金を請求することが可能です。
補償割合は2種類から選択が可能

ペット保険は、保険金の負担割合を選択できる商品がほとんどですが、アクサダイレクトでも「50%」「70%」の2種類から選択することができます。
70%補償の方が保険料は高くなりますが、月々の負担額と安心のバランスを考えて、飼い主の希望に沿って選ぶことが可能です。
また、50%補償の支払限度額は50万円、70%補償の支払限度額は70万円とそれぞれ決まっているので、70%補償を選んだ場合でもしっかりと備える事が出来ます。
有料オプションで賠償責任特約に入れる

愛犬や愛猫が他人の持ち物を壊してしまったり、噛みつき・引っ掻き等で怪我をさせてしまった時は、法的に飼い主に賠償の責任が発生します。
このような事態に備えられるのが、飼い主のための保険「ペット保険賠償責任危険保障特約」です。
アクサダイレクトでは、1回の事故に対して最大1,000万円までの補償が受けられるので、散歩や来客などのトラブルも心配がありません。
しかも、先方との示談交渉のサービスもついているので、弁護士などのプロを雇わなくてもスムーズに解決することが可能になっています。
この賠償責任の特約は任意加入ですが、有料となるので、犬の場合は月80~510円、猫の場合は月70円が保険料に加算されます。
24時間休みなく獣医師に相談OK

アクサダイレクトのペット保険に加入すると、24時間ペット健康相談サービスが無料で利用可能です。
獣医師が24時間365日電話で対応し、病気や怪我など体の具合で不安があったり、しつけ方などに困った時に、すぐ相談することができます。
今すぐに病院へ行くべきか迷っている時、普段と様子が違って心配な時は特に頼りになるので、家計以外でも安心が得られるのは魅力でしょう。
アクサダイレクトの使いづらい点はある?
ミドル~シニアになると加入不可

ペット保険には加入年齢の上限が設けられており、満8歳までなら新規の加入受付が行えます。
一方、9歳以上のミドル・シニアの年齢になってしまうと、新たに加入することができません。
ペットも人間同様、年齢が上がると病気のリスクが増えるため動物病院にかかる機会も多くなりますが、その保険が必要になりやすいタイミングで加入できないという点は注意した方が良いでしょう。
アクサダイレクトのペット保険は終身タイプなので、解約しなければ9歳以上でも継続する事ができる事を考えると、早めに加入して長く続けた方が良いでしょう。
アクサダイレクト内での選択肢がない

ペット保険に加入する時は、どの保険会社・どのサービスが自分に合っているのか、比較しながら選択することが大切です。
アクサダイレクトの場合、ペット保険が1種類なので内容が分かりやすい反面、良し悪しを比較しづらいという難点もあります。
他社の類似サービスと比較したいという方は良いですが、アクサダイレクトでの加入を前向きに考えている場合には選択肢がないのは少々不安かもしれません。
保険料は他社よりも若干高め
アクサダイレクトと他社ペット保険の保険料を比較してみると、アクサダイレクトは若干ではありますが、料金が高くなっているようです。
若い年齢の場合は他社よりも安いか、毎月200~400円ほどアップする程度なので大きな負担ではありませんが、高齢になるほどその金額差が開いていきます。
アクサダイレクトは終身保険タイプですから、年齢が上がった時の保険料も考えると、少し経済的に不安がありそうです。
アクサダイレクトと他社の保険料(年払い)比較
アクサダイレクト | PS保険 | 日本ペット | |
---|---|---|---|
3歳 | 26,660円 | 27,560円 | 29,360円 |
5歳 | 35,180円 | 27,560円 | 31,610円 |
8歳 | 59,550円 | 34,790円 | 43,940円 |
12歳 | 93,230円 | 41,440円 | 59,810円 |
15歳 | 85,560円 | 41,440円 | 66,530円 |
18歳 | 85,560円 | 41,440円 | 69,940円 |
20歳 | 85,560円 | 41,440円 | 72,550円 |
※上記の保険料は、終身保険タイプの商品のうち、小型犬(チワワ)70%補償の場合を参考にしています。
保険金の支払限度額に手薄感がある

アクサダイレクトのペット保険は、50%補償なら50万円まで、70%補償なら70万円までと期間中の支払限度額が定められています。
他社が提供するペット保険商品に比べると、この限度額の金額が低く設定されているので、やや不安な印象が否めません。
特に、アクサダイレクトは通院・入院・手術とフルカバーできるタイプのペット保険ですから、利用頻度が高い事も考えると十分な備えになるかどうかは疑問が残るところでしょう。
受診の当日に窓口清算で保険は使えない

最近のペット保険は動物病院と提携し、受診した当日のお会計で保険を適用できるサービスも増えています。
アクサダイレクトではこのような提携病院を抱えておらず、すべて郵送請求となるので、窓口清算で保険を使うことはできません。
どこの動物病院であっても利用できるというメリットはあるものの、治療費がいくらであっても、一旦は全額を自分で支払わなければならない点はデメリットと言えるでしょう。
特に、治療費が高額になりやすい手術・入院の際は、少し飼い主の経済的な負担が大きくなります。
提供されている割引制度が少ない

アクサダイレクトのペット保険に加入する場合、ウェブ申し込みを行うことで「インターネット割引(初年度3,000円OFF)」が適用されます。
また、マイクロチップを装着している犬・猫の場合は、さらに保険料の割引を受けることが可能です。
ただし、上記2つ以外の割引制度は提供しておらず、複数頭契約した際の多頭割引や無事故継続割引といったサービスを受けることはできません。
保険料は他社よりも高く、割引の種類は少ないという特徴を見ると、少々サービス力が低い印象です。
利用した飼い主に聞く!アクサダイレクトの口コミ評判
大手損保会社が運営する安心感も、コスパには疑問の声

アクサダイレクトは乗り物用の保険や人間の生命保険などを提供してきた、大手の損害保険会社です。
母体が大きく、信頼性が高いことから、初めてペット保険に加入する方も安心できるという声が多く挙がっています。
また、アクサダイレクトは損害保険契約者保護機構にも加入しており、万が一倒産・破綻した時も保険契約が保護されるため、安全性の高さは抜群でしょう。
しかし一方で、保険料の金額と補償内容のバランスが取れていない、保険料が高すぎると感じる飼い主も多いようです。
ペット保険業界は市場が拡大し、多くの商品が提供されている現在、アクサダイレクトはコストパフォーマンスが高いペット保険とは言えないかもしれません。
病気にかかると更新・継続時が不利に

基本的にどのペット保険も1年毎の契約となり、継続を希望する場合は更新をする必要があります。
アクサダイレクトのペット保険は全契約に継続審査が行われ、病気にかかると種類、程度、保険金請求状況によっては継続を断られてしまう可能性があるので注意が必要です。
利用者の口コミを見ても、「尿路結石で手術を受けたら、翌年は更新できないと言われた」「50%補償で10万円分の保険金を請求したら、継続不可になった」といった実体験が寄せられています。
また、継続更新が出来るケースでも、かかった病気は更新後は補償対象外となってしまう事が多いようです。
もし更新のタイミングで完治していなかったとしても、保険が請求できないので、結局は飼い主の全額負担になってしまいます。
この更新や継続に関する規定については社外秘とのことで、飼い主側に詳細を教えてもらう事は出来ず、病気になってみないと分かりません。
万が一のために備える保険でありながら、他のペット保険に再度加入しなおす必要が出てくる事を考えると、よく考えてから加入した方が良さそうです。