犬・猫のペット保険比較ランキング|口コミでおすすめの保険

犬の骨折の症状・治療費

犬の骨折はどんな症状が出る?気になる治療費やお世話の方法を解説

日常生活の中で起こりやすい犬の骨折について、原因や症状、治療とその費用などを紹介します。
また、愛犬の骨折時に飼い主が気を付けておきたい、お世話・介護の方法もまとめました。

犬の骨折はどんな時に起こる?

高い場所からの飛び降り・転落

犬が高所から飛び降りたり、転落してしまった場合、骨に急激な負荷がかかって骨折してしまう事があります。

「高い場所」と聞くとベランダや屋上などをイメージしますが、自宅の中では椅子やソファーといった場所も含まれます。

また、飼い主が立ったまま抱っこしている高さも高所に含まれるので、意外と注意すべき箇所が多く存在します。

床などで滑って転倒

日本の住宅で主流となっているフローリング素材は、犬にとっては滑りやすく、骨折を起こす原因の1つです。

屋外でも濡れたマンホールや芝などは滑りやすくなっており、走ったりすると骨折などの怪我につながります。

ドッグスポーツを行っている犬の場合は、全速力で走る機会が多いため、より転倒による骨折が起こりやすいでしょう。

飼い主の不注意による事故

誤ってドアにしっぽを挟んでしまう、足を踏んでしまうといった飼い主の不注意によっても、骨折は起こります。

また、直接的な事故でなくても、窓の施錠を忘れて転落してしまうなど、間接的な事故によって骨折が起こるケースもあります。

注意しているつもりでも自宅内で事故が生じる可能性は拭えませんので、どのようなご家庭でも起こるリスクがあるでしょう。

交通事故

犬の骨折の中でも重症化しやすいのが、車、バイク、自転車などとの交通事故によるものです。

散歩中、何らかの拍子に犬が道路へ飛び出してしまうこともありますが、さらに相手側の過失によって交通事故に巻き込まれてしまう恐れもあります。

犬は猫と違い、散歩に行く時間がありますので、より安全なルートを通るよう気を付ける必要があります。

骨折している時のおもな症状

痛み、腫れ、熱感

骨の中には神経が通っていますので、骨折が生じた場合は人間と同様、強い痛みを伴います。

痛みは犬自身が自覚するものですが、触ると嫌がったり、あまり動かないといった動作から汲み取ることができます。

また、骨の中の血管が骨折によって損傷することで、患部が腫れたり、熱を持つこともあります。

患部の足をひきずる、床に足をつけて歩かない

骨折している箇所は痛みがあるため歩行障害が生じることが多く、普段との様子の違いで気付く事も可能です。

たとえば足の骨折の場合、痛みが強い場合は患側を床につけることができず、上げたままの状態で歩きます。

痛みがやや軽度な場合は、足を引きずったり、びっこをひいているといった症状が出る事が多いです。

元気がなくなる、食欲が減る

骨折によって痛みが生じていると、1つの場所からじっと動かず、元気がないように見える事があります。

また、患部に痛みがあると食欲が減ることもあり、普段より食事量が少ないと感じたら骨折が原因かもしれません。

骨折は治癒するまでに時間がかかるため、受傷した直後だけでなく、治るまでしばらくの間は食欲が減る事もあります。

患部を触ると嫌がる

骨折している部分は痛みがあるので、飼い主が患部を触ろうとすると極端に嫌がることが多いです。

普段は大人しい愛犬が噛みついたり、威嚇をすることがあるくらい、痛みに対して敏感な状態になっています。

骨折が疑われる状態で噛みつきや威嚇などがあっても、決して怒らず、優しく声をかけてあげましょう。

「骨折しているかも!?」と思った時の応急処置

患部に添え木をあてる

骨が折れている状態は、患部が動きやすくなってより強い痛みを伴ったり、治癒しにくくなる事が考えられます。

段ボールや割りばしのようにある程度硬さのある物が自宅にあれば、患部に添え木を当てた方が安心です。

添え木は患部よりも少しだけ幅を広めに作り、ハンカチや三角巾などを巻いてから、患部に当ててください。

添え木の上からさらに包帯などで固定をすれば完成ですが、血流が止まるほど強く固定をしないよう注意しましょう。

できるだけ犬を動かさない

骨折していると少しの振動や刺激でも痛みにつながるので、できるだけ犬を動かさないよう注意しましょう。

犬に触れるのは「添え木をつける時」「動物病院へ運ぶ時」の2回だけにとどめるよう注意し、過度なストレスを与えてはいけません。

特に、多頭飼いをしているご家庭は、他の犬や猫による接触を防ぐよう部屋を分けて隔離をするなど、工夫をしてください。

すぐに動物病院へ行く

受傷している部位に関わらず、骨折の疑いがある時は、できるだけすぐに動物病院へ行きましょう。

時間が経ってしまうと骨の治癒が始まり、正しくない位置で骨がくっついてしまう恐れがあります。

夜間・早朝の場合も救急対応している病院へ行き、できるだけ素早く検査と治療を受けてください。

愛犬が骨折した時の検査・治療方法と費用

レントゲン検査をして骨折を診断!

骨折の有無を確認するためには、骨の状態を確認できるレントゲンの検査が必要です。

レントゲン写真1枚あたり2,000~5,000円ほどかかる病院が多いですが、骨折の状態によっては1枚だけで診断することができず、複数枚必要になることもあります。

そのため、場合によってはレントゲン検査だけで10,000円近くかかることもあり、意外と費用がかかるのです。

さらに、検査代に加えて診察料がかかるうえ、深夜や早朝などの時間外対応は別途料金が発生します。

痛みには鎮痛剤の処方

患部に痛みを伴う骨折は、炎症と痛みを抑えるために、鎮痛剤の内服薬が処方されることも多々あります。

痛み止めの薬は大体1日分で500円ほどかかる事が多いですが、骨折の治療は2~3週間はかかりますので、薬だけで10,000円前後の治療費がかかると考えておきましょう。

なお、入院加療を行う場合は内服薬ではなく、注射で対応することもあり、1回2,000~3,000円ほどが相場になるようです。

手術不要ならギプス固定(副子固定法)

人間の骨折ではメジャーな治療法であるギプスでの固定は、手術をする必要がないので通院治療となります。

1箇所あたり8,000~10,000円ほどになることが多く、入院・手術が必要なケースよりは治療費が抑えられます。

ただし、ギプス固定は骨のズレが大きくなく、また、あまり活動的でない場合に採用されるので、適用ケースは少ないかもしれません。

犬は手術・入院による骨折の治療も多い

犬の骨折は手術をした後、1週間ほど入信をして経過観察するというケースもよくあります。

手術の術式には、骨折部分にプレートを入れネジ止めをする「プレート法」、骨髄にピンを入れて止める「ピンディング法」、外側からピンを指す「創外固定法」などいくつかの種類があります。

それぞれによって治療費が異なるため、大体100,000~200,000円ほどを目安にしておくと良いでしょう。

この金額の中に入院費が含まれる動物病院と、そうでない病院とがありますので、必ず確認してください。

骨折した犬のお世話の注意点

シャンプーやトリミングは行わない

ギプス固定などで通院治療となった場合や、入院が終わり自宅に帰ってきた時は、自宅でのシャンプーやトリミングは控えましょう。

少しの刺激でも痛みが生じる骨折は、完治するまでは出来る限り刺激を与えないよう注意してください。

ニオイや汚れなどが気になる場合は、患部に触らないよう注意しながら、ペット用の体拭きで優しく取り除く程度にしてください。

動けない場合は食事・トイレのサポートを

足や尻尾を骨折していたり重症の場合は、自力で食事をしたり、トイレをするのが難しい場合も少なくありません。

もし食事やお水がほとんど、または全く取れていない場合、栄養失調や脱水にならないよう飼い主が手伝ってあげましょう。

トイレも介助をするのが1番ですが、万一に備え、ペット用おむつを着用しておくと安心です。

おむつは犬の大きさに合ったものを着用し、漏れや締め付けによるストレスがないように注意してください。

犬が動かなくて良い生活環境を整える

特に足を骨折している場合、立ち上がったり歩くことにも痛みを伴いますので、できるだけ動かずに生活できる環境を整えましょう。

ご飯や水、トイレの位置などをこれまでとは変更し、愛犬が快適に過ごせる環境を作ってください。

また、受傷してから1週間ほどは、人が通る床の振動ですら痛みを感じる原因になりますので、人通りにも気を付けましょう。

関連記事

PAGE TOP