犬・猫のペット保険比較ランキング|口コミでおすすめの保険

ペット保険の必要性と選び方

ペット保険は本当に必要?入るべきか悩んだ時の考え方・選び方を解説

ペット保険の加入を検討している方に向けて、ペット保険の仕組みや必要性などの概要をまとめています。

加入のメリット・デメリットや、自身に必要かを見極めるポイントも紹介していますので、本当に入るべきか悩んでいる方は参考にしてみてください。

ペット保険を考える前に知っておきたい治療費と病院の受診事情

犬・猫の治療費は全額自己負担!

ご自分や家族が怪我をしたり病気になって、病院を受診した時のことを思い出してください。

病院の窓口で保険証を出して健康保険を使い、かかった治療費の3割だけをお支払いします。

また、入院や手術といった大きな治療が必要になった場合は、さらに厚生労働省の高額療養費制度や加入している医療保険・生命保険を使って、経済的な負担を減らすことが可能です。

しかし、ペットには公的な健康保険制度がなく、犬や猫が動物病院を受診する時にかかった治療費は100%飼い主さんの自己負担となります。

風邪、下痢、軽度の皮膚炎などであれば数千円から1~2万円程度の治療費で済みますが、慢性的な病気で長期の治療が必要になったり、入院・手術を受ける場合は数十万円、時に100万円を超える治療費がかかってしまう場合もあるのです。

5歳までに手術した子が約半数

ペット保険会社「アイペット」が2018年に行った保険金請求調査によると、手術費用の保険金を請求した方のうち、ペットの年齢が0~6歳だったケースが5割以上という事が分かりました。

病院への受診というと高齢になってからの病気を想像しがちですが、若い子でも油断することはできません。

年齢の若い犬や猫が手術になってしまう原因は、「室内のフローリングで滑って転倒」「高い場所やソファーからの飛び降り」「散歩中や自宅内での拾い食い」といったことが挙げられます。

好奇心旺盛な年齢であり、最近は室内での飼育環境が増えているため、自宅の中でも危険と隣り合わせなのです。

そのため、若い子から高齢になった子まで、どのような年代になっても病院への受診・入院・手術になってしまう危険性があり、飼い主が常にしっかりと備えをしておかなければなりません。

ペットの長寿化で医療費も増加傾向に

犬や猫を「家族」として考える飼い主が増えたことで、飼育環境が近年改善されてきています。

また、ペットフードも年齢や種類、目的などにあわせた選択肢が増えてペットの食生活がより良くなったり、動物医療が発達したことで、ペットの長寿化に繋がっているのです。

昭和40年代に比べるとペットの平均寿命は5~7歳程度伸びており、嬉しい反面、病気・けがに見舞われるリスクが増えています。

日本獣医師会が平成27年度に行った調査によると、動物病院の利用頻度は平均で7.4回/年となっており、さらに年間医療費は8~10万円/年以上という結果が出ています。

このことから、手術のような大きな治療以外のリスクも考えて、ペットの医療費を備えることが必要だと言えるでしょう。

ペット保険の仕組みを簡単に解説!

ペット保険は人間の“医療保険”に近い

大切な犬・猫の万が一の時、経済的な事情で満足に治療ができなかったら、これほど後悔することはありません。

そんな時のために加入しておきたいのが、ペット保険です。

ペット保険は人間の医療保険と同じような仕組みで、月々定められた保険料を支払うことで診察や治療、入院、手術でかかった医療費を補填してもらうことができるサービスです。

支払う医療費を軽減することができるので、経済的な負担が心配な方や、万が一の場合に十分な医療を受けさせてあげたいというご家庭は、加入しておくと安心です。

ペット保険は年齢・種類によって保険料が変動

人間の医療保険は加入者の年齢が上がると保険料が増額されますが、ペット保険も同じように、年齢が上がるにつれて支払う金額が上昇します。

やはり、年を重ねればそれだけ病気になるリスクも高まるので、保険料が値上がりするのは当然のことです。

また、ペットの場合は種類によって特定の病気にかかりやすいことがあるため、犬種や猫種によって保険料が変動することがあります。

ただし、人間の生命保険ほど月々の負担額は多くはなく、内容によっては月1,000円台から加入できる保険も存在します。

年齢・種類によって多少保険料が上がったとしても、経済的に逼迫させるほどのものではありませんので、安心してくださいね。

補償の割合は自分で選択できる

人間の医療保険と異なるのは、ペット保険を使った際に補償される金額(補償額)の割合を、飼い主自身が決められるという事です。

たとえば、「補償割合70%」を選んでいる方がペットの治療費に1万円かかった場合、自己負担額は3,000円となり、残り7,000円を保険会社が負担するような形になります。

補償額の割合は保険会社やプランによって異なりますが、50~70%程度の補償をしてもらえるサービスが多い傾向です。

最近は、100%補償してくれるペット保険も出てきましたので、半額~全額の中で補填してもらえる金額を自由に選べるという事になりますが、補償割合の高いプランの方が保険料は高くなります。

ペット保険は人間の健康保険のように、補償割合が一律で決められている訳ではありませんから、「できるだけ月々の保険料を抑えたい」「月々少し上がっても、治療費が3割負担で済むようにしたい」など、希望や経済力にあわせてご自身に合うプランを選ぶことが可能です。

加入するとどんな良い事がある?ペット保険のメリット

小さな治療から大きな入院・手術まで幅広く補償

ペット保険は、入院・手術といった治療費が大きくかかる場面で非常に助かるサービスですが、忘れてはならないのは「かかりやすい病気・怪我でも補償してもらえる」ということです。

人間が風邪、足の痛み、切り傷、便秘といった小さな不調で病院を受診した時に健康保険が使えるように、ペット保険も小さな病気や怪我の治療費まで補償してくれます。

大きな病気や怪我は滅多になくても、小さなトラブルで動物病院を受診することは、どのご家庭でも考えられる事です。

そういった時、1万円前後の治療費だったとしても、積もりに積もると意外と負担が大きくなってしまいます。

ですから、軽い怪我や病気でも補償してもらうことのできるペット保険は、飼い主にとってもペットにとっても長期的な視点で非常に助かるサービスと言えるでしょう。

対人補償もあるので安心

元気のある子、やんちゃな子で飼い主が心配になるのが、他人へ危害を加えてしまったり、他の人の持ち物を壊してしまうことです。

「散歩中に他の人に咬みついて、怪我をさせてしまった」「撫でようとした人に驚いて、反射的にひっかいてしまった」「来客者の靴・服で遊び、壊してしまった」といったトラブルに悩んだ飼い主さんも多くいらっしゃいます。

ペット保険の多くは、特約としてこういった法律上の賠償責任に対する補償を実施しており、治療費補償の主契約とともに付帯することで、さらに飼い主さんの安心をサポートしてくれます。

特に、このようなトラブルに対する備えをしている方は意外と少なく、万が一の時に金額や対処といった正しい対応が分からないために、言われるがままに賠償してしまうという事態が増えています。

車の交通事故と同じように、慣れないトラブルへの対応はプロに聞き、正しい範囲内の責任で対応できるようにする事も重要です。

病気や怪我の悪化を防げる

経済的な事情で犬や猫の治療が行えなかった時、大切なペットは病気や怪我が悪化し、さらに重篤な状態になってより高度な治療が求められるようになってしまいます。

時には治療が施せないほど重症化し、生命の危機に陥ってしまうこともあり、経済的に支えてあげられない状態は、結果として、愛する犬・猫に負担を強いることになってしまいます。

なんと言ってもペット保険の最大のメリットは、大切な家族である犬や猫を、元気で長生きできるよう守ってあげられることです。

可愛いからこそ、愛しているからこそ、「この家で過ごせてよかった」と犬や猫が思えるよう環境を整えてあげることが、飼い主の責任です。

人間側の都合で、犬や猫の生命が脅かされるような事態になってはいけません。

そうならないためにも、万が一の時の備えとして、ペット保険に加入していることが大切なのです。

保険によっては治療費以外の特約も

ペット保険は「治療」「入院」「手術」の3つをカバーするのが基本のサービスですが、その他の補償が受けられる特約を提供している保険もあります。

先に紹介した賠償責任補償のほか、がんの手術や治療に対して給付金がプラスされる「がん特約」や、車いすが必要になった場合の購入費を補填できる「移動用補助器具費用特約」、ペットが亡くなった際の葬儀費用を軽減する「セレモニー特約」など様々です。

どのような特約が受けられるのか、追加費用がかかるのかは、保険会社や加入する保険によって異なりますが、無料で受けられる自動付帯の特約も多くあり、治療以外の面でも飼い主のサポートをしてくれます。

ペット保険にもデメリットはあるの?

病気や怪我の予防には使えない

人間の医療保険と同じく、ペット保険は病気・けがの治療目的以外の受診では、補償を受けることができません。

毎年受ける健康診断や予防接種、避妊・去勢手術、妊娠・出産、歯石取り、爪切り、耳掃除、トリミングといった内容は適用外になります。

ペット保険を予防医療や健康保持のために使うことはできないので、あくまでも不測の事態に対する備えとなります。

多少なりとも毎月の支出が発生する

ペット保険に加入すれば当然、毎月保険料の支払いが必要になりますので、支出は増えることになります。

保険料は、ペットの年齢・種類・加入する保険の内容によって異なり、月1,000~3,000円程度と人間の医療保険に比べれば安いケースがほとんどですが、加齢に伴って保険料は値上がりするのが現実です。

この支出が負担になるという経済力のご家庭は、むしろペット保険に加入することが負担になってしまいますので、加入は必要性をよく考えた方が良いかもしれません。

持病があると補償の対象外に

ペット保険は原則、健康な状態で加入することを前提に作られています。

そのため、すでに慢性的な病気を患っている、先天的な疾患・奇形をもっているという犬や猫の場合、持病の治療費については補償対象外になってしまうことがあるため注意しましょう。

また、予防接種を受けることで防げる病気についても、罹患した場合は補償を受けられないというケースが多くなっています。

どこまでを補償範囲にしてくれるのか、厳密な規定は各社異なりますので、検討段階で必ず確認することが大切です。

高齢のペットは加入できないことも

各社のペット保険には、加入できる年齢制限が設けられていることが多く、一定以上の年齢になると加入できない事があります。

現在のペット保険は終身タイプが多いため、制限内に加入すれば一生補償が受けられますが、年を取ると病気・怪我のリスクが高まるため、申し込みできない保険が増えてしまうのです。

最近は、シニア向けのペット保険を提供する会社が増えてきましたので、以前に比べて選択肢は広くなってきましたが、どうしても保険料は割高になってしまいます。

ペット保険に加入するのであれば、できるだけ早いうちに申し込みを行い、しっかりと備える必要があるでしょう。

我が家にペット保険は必要?加入を決める3つのポイント

①ペットのために月1万円の貯蓄ができるか

ペットの病気や怪我はいつ起こるか予想できないため、ペット保険の有無にかかわらず、貯金で備えることは必要不可欠です。

平成27年度に行われた日本獣医師会の調査結果を見てみると、犬は平均9,281円/月、猫は6,991円/月のお金を動物病院にかけている事がわかります。

ペットの寿命を約15歳と考えると、犬を飼っているご家庭では総額1,800,000円(年間120,000円×15年間)、猫を飼っているご家庭では総額1,260,000円(年間84,000円×15年間)以上の貯金が必要という計算になります。

これだけ貯蓄する余裕があれば、ペット保険に加入しなくてもある程度の備えはできていると考えて良いですが、毎月7,000~10,000円の貯蓄が難しいという場合は、月々1,000~3,000円程度で補償が受けられるペット保険を前向き考えた方が安心です。

ただし、「貯金は三角形」と言われるように、自分でお金を貯める場合は目標額に達するまで時間がかかるため、常に十分な備えができている訳ではありません。

ペット保険の場合、加入した時から必要な補償額をしっかりカバーすることができるので、十分な備えができるまでの間だけ加入しておくというのも一つの手です。

②どこまでの医療を求めているか

動物の医療費は国や自治体によって決められておらず、すべて自由診療となるため、実際に病気や怪我になってみないと医療費がいくらかかるのかは分かりません。

そのため、不測の事態に陥った場合を想定し、どこまで充実した医療を受けさせたいのかを考えておく必要があります。

「自分の支払える範囲内でできる検査・治療だけで良い」という考えであれば、あえて毎月の支出を増やしてまで、ペット保険に入る必要はないかもしれません。

一方、「お金の心配をせずペットに一番良い選択をしたい」「できる限りの治療をしてあげたい」という考えのご家庭なら、数千円で安心が買えるペット保険は加入しておいた方が良いでしょう。

③毎月いくらまで保険料が支払えるか

ペット保険の保険料は、補償内容の充実度によっても左右されるため、より手厚い補償を望めばそれだけ金額が高くなります。

ただし、必ずしも全体をカバーできる保険に入る必要はなく、利用頻度の高い通院のみの保険や、金額の大きい手術のみの保険といった限定的なサービスに加入するのも良いでしょう。

「自分が毎月支払える保険料の金額」「ご自身のペット用の貯蓄額」を考えて、本当に自分に必要な補償額を見極めることが大切です。

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